PROJECT
販売・在庫管理システム導入
中小企業のDX推進を強力にサポート
Case Introduction
販売・在庫管理システム導入プロジェクトによるM社の業務革新
M社は日本で創業100年を迎え、医療用ポータブルX線撮影装置の製造、販売から輸出までを手掛ける企業です。同社の製品は、世界初の宇宙に送られたX線撮影装置として、今年、SpaceX社によって国際宇宙ステーションへ運ばれました。
これまで、同社の内部情報管理はExcelを用いて書類作成と承認を行っており、データが断片化しており、十分に効果的に活用されていませんでした。売上は安定的に成長していましたが、さらなる事業拡大のためには、経営層が社内の注文、製造、調達、在庫データを把握し、適切な判断を下せるようにする必要がありました。そのため、お客様のニーズにお応えすべく提案を進めていきました。
弊社は現状を整理し、業務フロー分析(As-is-To-be)を実施した後、Salesforce、富士通のERPシステム「GLOVIA OM」を導入することで、お客様にデジタルトランスフォーメーション(DX)の支援を行いました。
Trust
なぜ当社が実現できるのか
Salesforceとのパートナーシップと専門性
salesforce パートナーとしての信頼性
当社は、Salesforce 認定資格を持つ技術者と、数多くの導入・運用支援実績に裏打ちされたノウハウにより、信頼性の高いパートナーとして評価されています。
お客様の業種・業務に合わせた最適な設計から、導入、定着化支援、運用保守まで一貫してサポートすることで、安心してSalesforce 活用をお任せいただける体制を整えています。
資格と技術力の証明
当社には Salesforce をはじめとする各種認定資格を取得した技術者が多数在籍しており、その専門性と技術力は確かな品質の証です。
認定資格に裏付けられた知識と実務経験に基づき、システム設計、開発、導入、運用まで一貫して高いレベルのサポートを提供します。これらの資格と技術力こそが、お客様に安心してプロジェクトを任せていただける大きな根拠となっています。
SVF を活用した高品質な導入支援
SVF Cloud for Salesforce を活用することで、帳票の自動生成から業務プロセスの効率化まで、信頼性の高いソリューションを提供します。
豊富な導入経験と専門技術に基づき、お客様の業務にとって最適化された帳票運用環境を構築し、スムーズなシステム定着と高品質な業務支援を実現します。
資格一覧
高度な専門スキルを持ったスペシャリストが多数在籍
To Be
デジタルトランスフォーメーションによる業務の進化
現状の課題と目指す未来の姿 — Salesforce導入による業務効率化
Salesforceの導入とデジタルトランスフォーメーションを通じて、企業は現在の業務プロセス(As-Is)と目指すべき未来の姿(To-Be)を効果的に比較し、全体的な運営効率を向上させることができます。
現状の管理体制では、情報が断片化し、プロセスの連携不足が業務の成長を妨げていますが、管理をシステム化することによって、データの集中管理と自動化が実現されます。
将来的には、営業、製造、基本業務において、より効率的な連携と情報共有が可能となり、在庫管理の最適化や利益の向上、報告書作成や承認プロセスの自動化により、意思決定の迅速化と顧客満足度の向上が期待されます。
Function
営業販売導入プロジェクト
Salesforce導入による営業販売プロセスの効率化と業務改善
顧客管理
顧客に関わる名刺情報、商談情報、活動情報、実績データをそれぞれ独立した形ではなく、顧客を軸に Salesforce 上で一元管理することで、その顧客に関する情報を分析し、それぞれの顧客に合わせた活動が可能になり、戦略的な取引の成果などが期待できます。
業務支援
業務支援は、注文管理、購買管理、受注管理、発注管理など、企業のさまざまな業務プロセスをサポートする重要な機能です。これにより、注文から配送までの各段階が効率的に処理され、部品管理や申請承認などの管理も一元化されます。システムを活用することで、業務のスムーズな進行と正確なデータ管理が実現し、業務の透明性と効率が向上します。
業務効率化
Chatter や Gmail/Outlook 連携を活用して、社内情報の共有や営業活動の自動化を実現します。また、名刺スキャンアプリで名刺情報を迅速にSalesforce にアップロードできます。
モバイルアプリ活用
管理者向けアプリ SalesforceA を使えば、外出先でも管理業務が可能に。Salesforce Inbox は、CRMデータと受信トレイを連携させ、営業活動をスマートにサポートします。
Comparison
導入前後の運用比較
在庫更新・情報共有プロセス(導入前)
在庫更新・情報共有プロセス(導入後)
出庫・入庫処理の効率化(導入前)
出庫・入庫処理の効率化(導入後)
問い合わせ・確認作業の改善(導入前)
問い合わせ・確認作業の改善(導入後)
全体プロセス連携の最適化(導入前)
全体プロセス連携の最適化(導入後)
Satisfaction
IT導入に伴う社員満足度の推移
満足度の認識は重要
ITシステムの導入は、業務の効率化や自動化を促進し、社員がより迅速で簡単に仕事をこなせる環境を提供します。
ITソリューションの導入が成功したかを判断する指標の一つが満足度です。社員満足度とはITソリューション導入後に社員自らが働きやすさを実感することです。満足度を考慮すべき対象は、全社員になります。会社全体としては良い結果を期待しますが、良い結果が出るまでの満足度の推移は、順調に進んでも右図のように変わっていくことが多いです。
・最初はITソリューションに興味を持ち、将来の理想的な状態をイメージして満足度が上がっていきます。
・ただ、実際に導入していく際には、システムの複雑さや現状整理してデータ化していく作業、詳細な検討事項などが必要となってくるため、社員に大きな負担がかかり、大変な思いをすることも出てきます。
・また、導入が完了して運用が始まるタイミングが一番難しい時期です。これまで慣れ親しんだ日々の作業で変わる部分が出てきて、新たなシステムを勉強する必要があったり、特にシステムがうまく活用できず作業中断せざるを得ない場合などには、システムの利用そのものに疑問が出て、社員から抵抗にあうこともあります。
・とはいえ、少しずつシステムの利用に慣れていくうちに、段々と作業効率アップにも繋がり、社員満足度は上がっていきます。
このように推移していく上記状況を考慮して、事前にユーザーのみなさんに共有・認知しておいて頂くことが重要です。一連の業務フローの中で、導入以前と後とを比較した際、ある担当者の作業ステップが増える可能性もありますが、業務フロー全体から考えると、工数削減が期待できます。そのため導入する際には、こうした効果や負担について理解した上で、社員全員が一丸となって導入に向けて頑張る必要があります。